2026年10月05日
岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域の宮竹貴久教授と岡山大学大学院環境生命自然科学研究科の大学院生らは、東京大学大学院総合文化研究科の松村健太郎助教・岐阜大学応用生物科学部の日室千尋准教授・香川大学農学部応用生物科学科の安井行雄教授・沖縄県との共同研究で、複数のオスと交尾することで、繁殖に失敗するリスクを減らす「ベットヘッジ型の多回交尾」という仮説を、コクヌストモドキを用いた実験進化によって検証しました。
研究では、繁殖能力を完全には失わせない程度の放射線を照射したオスと、放射線を照射していないオスを1対1の割合で同居させ、その環境でメスを15世代以上にわたって飼育しました。
その結果、不妊となったオスとともに進化した系統のメスは、不妊のオスとの交尾を避けるようにはならず、不妊のオスと交尾した場合には繁殖成功が低下しました。一方で、対照群と比べて、これらのメスはより多くのオスと交尾する傾向を示しました。
この研究成果は10月5日午前9時(日本時間)、SpringerのJournal of Ethologyにオンライン掲載されます。

詳細は下記リンクをご覧ください。
参照リンク
「子どもをつくれないオス」がいるとき、メスはどうするのか? ― 複数のオスと交尾する「保険」が進化する可能性を実験で示唆 ― – 国立大学法人 岡山大学
